イングランドの2016-17シーズン初の公式戦であるコミュニティシールドが7日に行われ、前シーズンのプレミアリーグ王者レスター・シティと、FAカップの覇者マンチェスター・ユナイテッドが対戦した。
レスターは昨シーズン、リーグ戦24得点のジェイミー・バーディーや守備の要ロベルト・フート、ウェズ・モーガンらが先発。プレシーズンマッチでは途中出場が多かった日本代表FWの岡崎慎司も先発に名を連ねた。
ユナイテッドはウェイン・ルーニーやマイケル・キャリックといったお馴染みのメンバーが先発した他、新加入のズラタン・イブラヒモビッチとエリック・バイリーがスタメン入りを果たした。一方、同じく新加入のヘンリク・ムヒタリャンはベンチスタートとなった。
序盤はユナイテッドがボールを繋いでポゼッションを高めていたが、効果的な攻撃は生み出せず。逆にレスターは得意の堅守速攻からチャンスを生み出した。
19分、中盤でダニー・ドリンクウォーターがボールを奪い、バーディーへつなぎ、最後は岡崎が左足でシュートを放つが、わずかに枠を外れる。このプレーで得たCKを、再び岡崎が頭で合わせるが、ゴールバーを直撃して得点とはならなかった。
なかなかチャンスを作れなかったユナイテッドだったが、32分に個の力で局面を打開する。
セットプレーの流れから中盤の底でボールを受けたジェシー・リンガードがドリブルを開始。相手DFに詰め寄られながらも、強引な中央突破でレスター守備陣を切り裂き、ディフェンスラインの裏へ抜け出して左足でシュートを放った。ボールはGKカスパー・シュマイケルの左足に当たったものの、ネットに吸い込まれてユナイテッドが先制する。
先制後、ユナイテッドはチームとしても流れをつかみ始め、レスターに速攻を許す場面も少なくなった。前半はこのままユナイテッドリードで折り返す。
レスターは後半から岡崎に代えてアーメド・ムサを投入し、打開を図った。すると52分、一瞬の隙をついて試合を振り出しに戻す。マルアーヌ・フェライーニが送ったバックパスをバーディーがインターセプト。そのままGKと1対1となり、冷静に流し込んでみせた。
70分を過ぎた当たりから中盤が間延びし、オープンな展開となっていく。お互いにチャンスを迎えた中で、試合を決めたのは新加入の“ゴッド”だった。83分、ユナイテッドはアントニオ・バレンシアが右サイドでドリブルを仕掛けてクロスボールを供給。中で待っていたイブラヒモビッチが頭で合わせて勝ち越しに成功した。
結局、この得点が決勝点となり、ユナイテッドがレスターを2-1で撃破。ジョゼ・モウリーニョ監督政権下では初のタイトル獲得となった。
■試合結果
レスター 1-2 マンチェスター・U
■得点者
レスター:バーディー(52分)
マンチェスター・U:リンガード(32分)、イブラヒモビッチ(83分)