グループCを首位で通過したイランとグループBを3位で通過したシリアによる一戦。自力で勝るイランが優勢に運ぶと、32分にはエースのタレミが自ら獲得したPKを決めて先制点を奪う。
だが、後半にシリアにワンチャンスをものにされ追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨のアクシデントが起きた。
左サイドを強引にドリブルで持ち上がったシリアの選手をタレミが後方から倒してしまうと、2枚目のイエローカードで退場処分に。試合終盤のピンチだったため致し方ないプレーではあったものの、退場にタレミは呆然とした様子だった。
その後、タレミを欠いたイランはシリアに攻め立てられるも何とかしのぎ、PK戦の末に勝利。退場したタレミはピッチの外で試合を見守っていたが、その目には涙が浮かんでおり、試合が決まるPK戦の最後の瞬間は顔をうずめて直視できていなかった。
イランの勝利が確定するPKが決まると、チームメイトたちから熱いハグを受けたタレミ。日本代表との準々決勝で出場停止となるが、イランはエースのためにより一丸となって日本戦に向かってくるはずだ。