マンチェスターシティにおけるフィル・フォーデンの立ち位置は、今シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのメンバー表を見れば明らかだ。
その日の4月14日のドルトムント戦(2-1)はジョゼップ・グアルディオラ体制下で迎えた4度目のCLベスト4をかけた戦いだったが、3トップの左サイドには26歳のラヒーム・スターリングではなく、21歳の誕生日を翌月に控えたMFの名前があった。
年齢的には「弱冠」という枕詞がつくが、主力の座に関しては「ついに」という言葉がふさわしい。就任1年目のグアルディオラがU-18チーム時代に一目惚れしてから4年。8歳でスカウトの目にとまった「ストックポート出身のイニエスタ」が「シティの新のダビド・シルバ」になるまで、12年の歳月が流れた。