2005年ワールドユース(現U-20ワールドカップ)で、世界はアルゼンチンを優勝に導いたリオネル・メッシを発見した。ただ、日本人ファンには、オランダの褐色のウインガーの方が強烈な印象を残したかもしれない。
オランイェの背番号7は日本代表との開幕戦で、ひとりだけ別の世界にいるようだった。当時、アーセナルに所属していた19歳は、序盤から周囲の同世代とは次元の違う動きを披露。相手を誘うようにボールを晒し、奪いにくれば、爆発的な加速で置き去りにした。
7分にはむやみに飛び込めない日本代表の面々を嘲笑うかのように左サイドで起点となり、先制点に繋がるスルーパスを通した。
その11分後には、自陣中央で相手に囲まれながらもパワフルな身体と巧みなスキルでドリブルを始めると、信じがたいスピードで本田圭佑らをかわし、対面のDFも瞬時に突破。最後はボックス左から折り返し、チームの2点目をお膳立てした。
その後も信じがたい突破を続け、日本の守備陣を1人で崩壊させた。
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