メキシコは“北中米王者の貫禄”を取り戻しつつある。指揮官ハビエル・アギーレの下、エドソン・アルバレス(フェネルバフチェ)がアンカーで試合を締め、インサイドにマルセル・ルイスやオルベリン・ピネダを置く4-3-3が基本線。前線は復帰のロサーノ(サンディエゴFC)と、勝負強さのラウール・ヒメネス(フラム)、もしくは欧州で存在感を増すサンティアゴ・ヒメネス(ミラン)で縦に速い。SBはホルへ・サンチェスとガジャルド、CBはモンテス&バスケスが最有力。直近の招集ではロサーノの“電撃復帰”が大きな話題で、サイドからの一撃とカウンターの推進力は最大警戒だ。メンバー構成的に、ボールを握られる時間帯はあっても、要所での決定力と復元力(リバウンドメンタリティ)で押し切るのが彼らの勝ち筋である。
対する日本は、米国ツアーの初戦。森保ジャパンは遠藤航(リバプール)が中盤底で配球と制圧を兼務し、久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)、堂安律(フランクフルト)といった2列目が流動的に立ち位置を交換しながら、相手アンカー脇のハーフスペースを突いていく。最終ラインは板倉滉(アヤックス)と渡辺剛(フェイエノールト)を軸に、前進局面での運び出しと対人での後出しの強さが鍵。メキシコは日本に対し近年分が良く(20年グラーツの親善試合は0-2)、“決定局面の逞しさ”で上回ってきた歴史があるだけに、奪ってからのファースト・ファイブ秒でどれだけ即時前進できるかが勝敗の分水嶺だ。オークランドの広いピッチを活かし、ウイングの背後走を増やしつつ、アルバレスの前で受ける回数を増やせれば、日本が主導権を握る展開も十分に描ける。
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※試合の映像 地上波:NHK ネット配信:U-NEXT
VOICEVOX:九州そらさん