ベッカムのレアル初ゴール!“怪物”ロナウドがスーパーゴール!! レアル「銀河系軍団」vs FC東京 2003
レアル・マドリー 3-0 FC東京

 8月3日、来日したばかりのレアル・マドリーの選手たちが早速、東京ドームに集結。ここでは有料の公開練習が行なわれ、4万5000人もの観衆が訪れた。

 軽いウォーミングアップからシュート練習、ミニゲームなどをこなし、時にはベッカムやロベルト・カルロスがスタンドに向かって手を振って声援に応えていた。

 その2日後、超満員の国立競技場。FC東京のホームゲームではあるが、主役はもちろん白い巨人、マドリーである。やや過剰なショーアップの後、スター軍団の登場により、たちまちスタジアムの興奮は最高潮へと達していった。

 やがて試合開始の時を迎えると、意外にも主導権を掴んだのはFC東京。前線から積極的にプレスを仕掛け、相手の出足を突く。3分、三浦がこの試合最初のシュートを放ち、4分には茂庭がCKからのヘディングで、最初の決定機を作ってみせた。

 マドリーは負傷のジダンがベンチから外れ、トップ下にフィーゴ、右サイドにベッカムを置く4-4-2のシステムを採用。だが、マケレレの1ボランチが守備に追われてしまい、攻撃への切り替えがスムーズに進まない。そのなかでベッカムも孤立。18分にFKを放った以外は、ほとんど見せ場を作れなかった。

 すると25分過ぎ、ケイロス監督が2本の指を出して、指示を送る。ベッカムがマケレレと並んでボランチに、フィーゴが右サイドへと入る。「システムを変えて、前にスペースができたので自由に動く余裕も生まれた」とベッカムが語った通り、効果はすぐさま表われる。

 29分、右サイドに抜けたベッカムからポルティージョへとスルーパスが通り、マドリー最初の決定機が生まれる。そして37分、この日のハイライトが訪れた。

 マドリーが再びFC東京ゴール前でFKを得る。先ほどと同じく、スポットに付いたのはベッカム。「ニアサイドに来ると読んでいたが、壁の頭を越す感じでファーに来た」(土肥)という逆を突いたボールがネットを揺らしたのだ。

 ここからは、マドリーの独壇場だった。44分、ラウール→フィーゴ→ポルティージョとDF陣を切り裂くパス回しから、シュートのこぼれ球をソラーリが押し込んで2点目を決める。

 後半開始からは、ロナウド、R・カルロスが満を持して登場。88分、ロナウドがフェイントから弾丸シュートをゴールに叩き込んだ。

 ベッカムのFK、流麗なパス回し、ロナウドの個人技。観衆の期待に応える3ゴールだった。

 ドリブル、パス、そしてセットプレー……。とりわけゴールを目前にしたマドリーの技は、観衆に魔法をかけてしまうほどの魅力に満ちていた。

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14 Comments

  1. この時のマジで強そうなまさに銀河系軍団って感じがしてるし、良くベストメンバーで来日してくれたよなって思うわ。

  2. これ観に行ったよ。
    オークションでとんでもない値段で買った記憶ある。でもベッカムの初ゴールも観れたしロナウドやラウール、フィーゴにロベカルと貴重な体験だったわ。

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