「忘れられない記憶」中田英寿が世界に衝撃を与えた伝説のセリエAデビュー
#中田英寿 #セリエAデビュー
三浦知良に続き、日本人としては2人目となるセリエAへの挑戦を決断した 21歳の中田英寿は、イタリアの典型的なプロヴィンチャのクラブである ペルージャで、センセーショナルなデビューを飾り、一躍、イタリアのみならず、欧州のサッカーシーンに名を轟かせた。

 1998年6月、中田英寿は日本代表の一員としてワールドカップ・フランス大会に出場した。しかし、屈辱の3戦全敗で戦いを終えるとメディアの関心は、中田の移籍問題へシフトする。

 7月7日、W杯準決勝の大一番を前に、一部スポーツ紙が中田のイタリア・ペルージャ移籍を1面で大々的に報じた。すると移籍報道はさらに過熱。その後、様々な憶測を呼んだが、7月24日、中田は晴れてペルージャと正式契約を結んだ。“日出ずる国のスーパースター”中田を追い、大挙して押し寄せた日本の報道陣やファンに対して、イタリアのマスメディアは好奇の視線を送った。その結果、セリエAデビュー前に中田は、シニカルな形で取り上げられ、挙げ句には「イタリアでは通用しない」と断言するメディアも現れた。そういった批判的な論評を中田はたった1試合で吹き飛ばすことになる。

 9月13日、セリエA復帰を果たしたペルージャの開幕戦は、前年度の王者であるユヴェントスをホーム、レナート・クーリに迎えて行われた。戦前の予想どおり、ゲームを支配したのはユヴェントスだった。前半だけで3得点を奪われると、スタジアムには明らかに落胆したムードが漂った。実力の差がそのまま点差になって表れた。ところが後半開始直後、中田がその沈滞した空気を打ち破る。右サイドから放った強烈なシュートは、名手アンジェロ・ペルッツィのニアサイドをこじ開けた。さらに7分後には、クロスのこぼれ球に倒れ込むようにしてボレーで叩き込み、1点差に詰め寄る。スタジアムは一気に活気づき、逆にユヴェントスは焦りからミスを連発。ペルージャが攻撃を仕掛けるとスタンドは騒然となった。しかし、ユヴェントスが決定的な4点目を挙げると、再び静けさがスタジアムを支配する。ところがである。試合終了間際にペルージャがPKを獲得すると期せずして、「ナカータ!」の大合唱が沸き起こった。PKはベテランMFに譲ったが、わずか1試合で中田はペルージャのアイドルの座を射止めたのである。翌朝のスポーツ紙は大きな見出しで中田の活躍を伝え、『ガッセッタ・デッロ・スポルト』紙も、『コリエレ・デッロ・スポルト』紙も8.0という高い評価を与えている。

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21 Comments

  1. サッカーって野球見たいな個人成績がほとんどないから凄さがわからない

  2. あのキングカズですらジェノアというセリエAの下位チームで
    シーズン通して2ゴール。
    「日本人はセリアAでは通用しない」が定説だったのを覆したのが中田だった。

  3. 後にビデオ本人が言ってますが、いかに良いパスを出しても評価はされないし、パス自体が回ってこない。評価してもらうためには、インパクトを与える必要があって、そのために「点を取る」ことを重視していたと。

  4. 中田のパスを信じきって、いつも一生懸命走ってくれたラパイッチいい人だよね、、

  5. 中田はユベントス相手に素晴らしいプレーで世界のナカタになった。自分の中では中田こそが日本サツカーのパイオニア

  6. 二十四年前か。冨安選手が生まれた年ですね。中田さんらの活躍があって今の世代があるのだと改めて再認識しました。この時のセリエAは最高峰のリーグでしたねぇ。

  7. 98W杯の中田英寿の当たり負けしないフィジカルは屈強なセリエAの猛者相手に怯まず果敢にプレーする姿は圧巻でしたね👍️👍

  8. この頃は毎週スカパーで中田のセリエAでの活躍観るのか本当に楽しかったな〜。一度飼ってるウサギにスカパーのコードかじられて録画できてなくてウサギを抱きしめて悔し泣きした思い出😂

  9. 先日のW杯での日本の目覚ましい活躍をするまでになった大きなターニングポイントとなった日と言っても過言ではない。
    当時間違いなく世界最強リーグだったセリエAの日本人の扉をカズが開き、そして跳ね返されたショックをヒデがその活躍で日本人選手の凄さを世界に認識させて払拭した試合。
    まだ当時はサッカー後進国であった日本からやってきた選手の初戦にここまでボールが集めてくれていることがそもそも凄い。
    しかも相手のユベントスはただのユベントスではなく、デルピエロにフォンセカにダービッツにジダンにデシャン、ペルッツィとスター揃いだし。

  10. 個人的には中田はやっぱりペルージャの時が1番好きだったな。
    若さ溢れる攻撃的な中田のプレーを夜中にワクワクしながら観てた思い出。

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