インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラの将来が楽しみで仕方がない。イタリアを飛び越え、欧州を席巻する日も近いかもしれない。

イタリア代表の各年代で活躍するなど、幼いころから将来を嘱望されてきたバレッラ。カリアリで育ち、2016-17シーズンごろからコンスタントに結果を残すようになると、2019年夏に名門インテルへ加入した。

2年目となる今季はここまで公式戦34試合に出場して3ゴール10アシストの大活躍。セリエAでは、首位を走るチームの躍進に大きく貢献している。ロメル・ルカクやラウタロ・マルティネス、アクラフ・ハキミなど、今季のインテルにとってキーとなるピースはたくさんあるが、最も重要なピースはバレッラに違いない。

特筆すべきは、あらゆる能力においてのそのレベルの高さ。運動量が豊富で、テクニックも抜群だ。スピードに乗ったドリブルを駆使し、個の力で相手の守備陣を切り開くことも。バイタルエリアで相手の脅威となるなどポジショニングも素晴らしく、前線からの積極的なチェイスは守備陣をも助け、バレッラは攻守両面において貴重な存在となっている。

また、主に[3-5-2]のインサイドハーフを任されることが多いが、MFマルセロ・ブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めることもあり、ビルドアップなど攻撃の組み立てもそつなくこなせる。近代サッカーのMFというポジションで求められている能力を、すべて兼ね備えていると言っても過言ではないだろう。

これまで多くのスターたちを育ててきた名将ファビオ・カペッロ氏も、このインテルの“超万能MF”について伊『sky sport』のインタビューで「バレッラは間違いなく欧州サッカー界でミッドフィルダーのトップ3のひとりだ。疑いの余地はない彼は素晴らしいビジョンに加えて、走れるしクオリティも備えている。ボールを回収する際にも非常に効果的となっている」と絶賛している。

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