FIFAワールドカップ2022。
日本代表は初のベスト8進出へ向け、前回大会準優勝のクロアチアと対戦します。日本代表の森保一監督と長友佑都選手が前日会見を行いました。

Q:明日のクロアチア戦に向けて一言
森保:まずは厳しいグループリーグを突破して、明日の決勝トーナメントのクロアチア戦に臨めること、非常に楽しみにしております。グループリーグの第3戦からここまでの準備期間も、選手たちが非常に落ち着いて良い準備をしてくれています。明日の試合に向けても非常にタフで、激しく厳しく難しい試合になるというふうに思いますが、選手たちにはこれまで積み上げてきたものを明日の試合でも良い準備をして、思い切って自分たちのプレーを発揮してもらえたらなというふうに思っています。
長友:僕たちはスペイン・コスタリカ・ドイツという厳しいグループを1位で突破して、ここにたどり着きました。非常に自分たちの力に自信を持ってますし、自分たちなら絶対にやれると、そう思っています。
これまで日本サッカーはベスト16の壁を破ったことがなくて、自分自身も今回4度目なんですけど、2回その壁を 乗り越えるために挑戦してきたんですけど、悔しい結果になってきました。その悔しさが今でも心の中にあって、とにかく明日は最高な試合と最高の結果を得られるように、そして日本のサッカーの歴史に黄金の1ページを刻むと、その意気込みで必ず勝ちたいなと思います。

Q:前回大会のベルギー戦の悔しさがどのように生かされているか
森保:前回のロシアのワールドカップでもベスト16の壁を破るというチャレンジをした中で、十分ベスト8に行けるだけのチームでの戦い方は出来ていたというふうに思っています。しかしながら結果的に、我々はラウンド16で大会を去らなければいけなくなったという部分において、まず気持ちの部分で悔しさというところはコーチングスタッフの一人として持っていますし、その戦い方の部分において一(いち)コーチとして出来たことー戦術的に監督への助言であったり、戦い方の中であの経験があったからこそ今のチームに反省だけではないですけど、成果と課題を生かしていこうということで、今回のカタールのワールドカップに向けてのチーム作りをしています。
ただ、ロシアのワールドカップのベルギー戦だけの悔しさでこのカタールのワールドカップに臨んでいるわけではありません。日本サッカーの全ての歴史の積み上げ、特にワールドカップ6大会出てきた、その中で経験した素晴らしい積み上げをさらにこのチームに生かしていく、そして戦いに生かしていくというところをこれまでもやってきました。
明日の試合に関しては、これまでの日本のサッカーの積み上げと、選手たちがこのチームで積み上げてきてくれたこと、隣の(長友)佑都は本当に悔しさをもって明日の試合でまた自分の成長につなげてくれながら戦ってくれると思いますけど、この経験を知らない選手たちもいると思いますし、いずれにしても明日の試合勝つために我々が戦うこと、またこれまでの積み上げからこれからの成長を試合の中でもできるように、そういう戦いが出来たら良いなと思います。
長友:ベルギー戦は忘れたことはないですね。ずっと自分の心の中にあるし、ふとした瞬間にあのベルギー戦の最後のカウンターが頭をよぎると、そういったことも何度もありました。正直この4年間は苦しいことの方が多くて、この4年、カタールワールドカップにかける思いが本当に強かったんで、苦しかったんですけど、それでもその苦しさを皆が乗り越えて、心技体すべてにおいて一人一人がレベルアップしたなと、僕自身は感じています。
僕は2008年から約15年間、この代表でプレーさせてもらってるんですけど、確実に僕が見てきて言えるのは、このチームは歴代最強だなと。少なくとも自分が見てきた中では最強のチームだと僕は自信と誇りをもって言えるチームに育ってきたと思います。なので明日は必ずクロアチアを破って、皆で新しい景色を見たいなと思います。そしてまた大きな声で「ブラボー」と叫びたいなと思ってます(笑顔)。

Q:(森保監督へ)クロアチア戦の具体的な試合プランは
森保:毎回そうなんですけど、選手のコメント力が素晴らしすぎて私がしゃべるのが非常に難しい状態になっているので(笑)。そこは自分らしく堅くいきたいと思います。
明日の試合に関しては、まずは総力戦ということでチームの総合力として戦っていきたいなというふうに思っています。120分の試合を考えると5+1の6人交代枠も使いますし、明日の試合もチーム全体で試合を繋いで、我々が最後その試合をものにするということをやっていきたいなと思います。

Q:(長友選手へ)若い選手たちに明日の試合を通じて何を伝えたいか
長友:まず僕自身はさっきも(インタビュアーから)「勇気」ってあったんですけど、最初のドイツ戦の前にイタリア語で「Coraggio」っていうのが勇気・勇敢に立ち向かうっていう意味なんですけど、その言葉を皆に僕自身が大声で一人一人と握手しながらCoraggio注入したんですけど。本当にCoraggioのプレーを皆が体現してくれてる、それはもちろんスタメンから出る選手もそうだし途中から入る選手、そして僕はピッチにいる時とベンチでいるとき両方3試合とも経験させてもらったんですけど、ベンチの雰囲気もかなり良くて、本当にチーム一丸となって戦えているなというのを感じていて。
これが本当に今の日本の強さだと、どのチームよりも一丸となって戦えている、それが僕らの強さだと思うんで、明日も僕がもう今さらCoraggioを伝えなくても皆もう持ってる熱い闘魂で熱いプレーを見せられるんじゃないかなと思うんで、皆さん楽しみにしていてください。勝ちます。

Q:前回大会のベルギー戦を経て、日本のチームが進化した主な点は
森保:日本が進化した点は、やはり選手個々のレベルアップだというふうに思います。元々日本の良さである組織力、和の力をもって戦うということはチーム作りの中で考えてきましたが、選手個々の能力がなければいくら組織的に戦うといっても相手になかなか打ち勝っていくことができません。
この4年間私が一番感じさせてもらっているのは、色んな戦術的なところの積み上げはある中でも、選手個々の成長が一番大きいかなというふうに思っています。
長友:僕自身も選手の個人のレベルは上がっているなというふうに感じます。森保さんがこの4年間でたくさんの選手を使って、育ててきた結果がこの総合力につながってるなと思うんで、選手の個人のレベル、今は誰が出ても同じようなレベルで戦いができてますし、その強みっていうのはこの4年間で自分たちは得たなっていうのは感じます。

Q:アジアのサッカーに対して日本はどのように貢献しているか
森保:日本がこのワールドカップで勝つために、自国の指導者養成・育成のところ、強化の部分も含めて日本のサッカーが強くなる環境づくりということをやってきました。それと同時に日本サッカー協会としてはアジア貢献するということ、アジア全体のレベルを上げるということで、日本人の指導者を色々な国に派遣してアジアの国々のレベルアップに貢献してるということをやってきています。
そういった意味では日本がアジアのレベルアップに大きな貢献をしているというふうに思いますし、実際アジア全体のレベルが上がらないと、このワールドカップで勝つということはなかなか難しい中、我々そして韓国、アジア枠で言うと昨日敗戦しましたけどオーストラリアもアジアの戦いの中で力をつけているというところにおいては、日本がアジアのサッカーのレベルを上げて、このワールドカップで勝っていくだけの力をつけている、大きな経験をしているというふうに思っています。
それをこうやって、今アジアの話を質問で受けましたけど、隣の長友佑都を含めて日本人の選手たちが世界の舞台で戦えるということ、勝っていけるというところを日本人の指導者であったり選手が自信に持つ、そしてアジアの指導者・選手が自信に持って大きな夢や希望に繋がると嬉しいなというふうに思っています。

Q:ベスト8入りに必要となること、ピッチ上で表現したいことは
長友:先ほども言いましたけども、Coraggio=勇気かなと、勇敢に戦うこと、それだなと思っています。
僕もちょっと話したことあるかもしれないですけど、侍の話で例えて…侍が戦いに行く前に自分の武器を磨いたりだとか、技術を磨いて、いざ戦いになったときに敵を前にしてビビっていたらその技術も武器も結局は使い物にならなくなると。これはサッカーも同じで、戦術的なこととか技術的なことってもちろん大事なんですけど、それをいくらこの4年間で磨いてきたとしても、ワールドカップのこのピッチに立った時にビビってしまったら、その技術は絶対に生かせないだろうと、僕はそう思うんですよね。だからこそ今までこの4年間僕たちが積み上げてきた戦術だったり、一人一人の技術を生かすためにも一番大事になってくるは、Coraggio=勇気だと思います。なので明日は、勇敢に戦う日本人の魂を世界中に見せたいなと思います。
森保:私は結論からの話ではないですけど、今(長友)佑都が話してくれた通りに、まずは明日の試合に勝つ、そしてベスト16の壁を破るという、志していた強い気持ちをもって明日プレーしてもらうということが大切だというふうに思いますし、そして試合中のプレーの中では勝つために必要な勇気を持って勇敢に戦う、チャレンジするという姿勢を持ってもらいたいなというふうに思います。
私自身が一番思っているところは、選手たちには自然体で試合に臨んでもらえるようにということを思っています。自然体というと全然力が入っていないようなことに聞こえるかもしれないですけど、本当に勝ちたいという気持ちを強く持って、そして勇気を持って勇敢に戦うということは絶対的に持ちながらも、普段やっていることを個人として100%発揮する、そしてチームとしてお互いが支えあって一丸となって力を発揮するということをやってもらいたいなというふうに思います。
スペインとの試合、ドイツとの試合でも本当に選手たちが見せてくれた中で、やはりチーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜くということを選手たちが見せてくれたと思います。自然体で力を発揮することによって、結果は後からついてくるということを選手たちは示してくれたというふうに思いますので、まずは相手のことも大切ですけど、自分たちが持っている力を明日の試合でも出し切るというところ、そこを自然に考えて試合に臨んでほしいなというふうに思います。

Q:(長友選手へ)「侍魂」の重要性について
長友:僕筆頭に侍の話はよくしますし(笑)。世界でもよく日本人は侍っていうことを言われて、勇敢に戦う姿っていうのが皆さんも世界中にイメージができていると思うんで、その勇敢さを持って、明日もそれを全世界に表現できる最高の機会だと思うんで、僕たちの「侍魂」を世界中の皆さん、見ていてほしいなと思います。

Q:(森保監督へ)クロアチアについての印象
森保:できればクロアチアとだけではなくてどことも当たらずに勝ち進んでいけるようになったらいいなというふうに思っています。
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[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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41 Comments

  1. 侍魂を語る長友選手、素晴らしい!世界で活躍しているから、世界が受ける侍という言葉の印象を知り尽くしている言葉!大昔の勇敢な多くの日本の侍達は、よくぞ本当の事を言ってくれた、と満足していると思います!ブラボー、長友!

  2. 森保さんて言葉を選びすぎてんのかな?
    それにしてももうちょっと分かりやすく話してくれ…とは思ってしまう

  3. インタビューした人!二人じゃなくお二人だろうが!尊敬語使えよ!よくインタビューアーになれたな↓☟

  4. これモロッコ来なくて良かったな。多分今のモロッコよりクロアチアの方がやりやすいと思う。

  5. 大国2つの次は準優勝国、こんな険しい道はないよな。だからこそ超えた時サムライブルーは次のステップに進むんだろう。
    もうラウンド16敗退は要らない、世界との勢力図を変えよう。

  6. 決勝トーナメントではグループリーグ1位通過の国しか勝ってないから日本もそれに続こう!

  7. ここのコメント選手たちが見てるか分からないけど本当にどん底の私生活だけど心に勇気が貰えた。この三戦ともそうだった。
    クロアチア戦も俺に勇気をくれ!!頑張れ!!日本!

  8. もうそんなこと必要ない。スペインやドイツを倒したのです。全てを出す そね一言。ブラジルに勝つんでしょ!自身も何も大いに鼓舞して戦って!🎉優勝を求めます🏆

  9. 勇気、闘魂、勇敢という日本語じゃダメなのかなぁコラージョが言霊的にピンと来るならいいけどな

  10. 森保ちゃんと喋れよ!え〜が多い!え〜が耳にのこる!会見練習しろよ

  11. ここまで来れただけすげえと思う。だから負けたとしても暗い顔せず帰って来てくれ!だから気軽にっていうか安心してプレーして欲しい

  12. 邦プレ(※日本の報道機関)から出される質問って、どれもこれも似たようなモノばかりでクダラナイ… (◎_◎;) 質問を発する記者自身で作成したモノじゃなく事前に各社内部決裁を経るからソコで「換骨奪胎」が行われて詰まらなくなったしまうんでしょう。「金太郎飴」ですよ、ホント。

  13. インテルのキャプテンやるだけあるわ。
    このベテランは本当にピッチ内にいてもピッチ外にいてもいい影響あるよね。
    ベテランがこんなに感情だしてくれたらチームのモチベーションにどれだけ影響あたえるんだろうか。
    スペイン戦の終了間際肩組もうって誰が言ったのかってインタビューで久保選手が「一人しかいないですよ」って微笑みながらいってたのもめちゃよかった。
    長友は今も昔もずっとすげぇ
    森保ジャパンがんばれ!
    来季も続投希望!!
    日本人監督の長期プランお願いします!!

  14. きっとクロアチアのしたたかさを思い知る試合になるんだろうな。
    三笘選手と堂安選手を筆頭に選手全員の力で歴史を更新してくれると信じている。
    この試合こそ監督の力が試されると思う。
    PKにならなきゃ良いけど。

  15. 本当に勇気とか勇敢とか中身のない言葉はどうでもいい。選手がやりきったと思える試合をしてほしい。責任は監督にある。

  16. クロアチアでは「侍は絶対に諦めない」で有名だそうです。その名の通りに侍ブルーは最後まで諦めず必ずクロアチアに勝ってベスト8進出を決めます。

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